-LIVE-
半野田拓+稲田誠
DODDODO+梅田哲也
-TALK-
宇都宮泰
「手作りガイガーカウンターの教授!!! 放射能のこと聞きまくり!」


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蒼月書房で開催された「PAOS!vol.3」!!
蒼月書房は日本橋にあり、とてもセンスがよく、おもしろそうな本がいっぱいある古書店。こんなに素敵な空間なら何時間でもいられます!この日は、欲しいマンガもCDもあったけど、お金なかったので(笑)。また今度遊びに来ようと思いました!みなさんも是非遊びにいってくださいね!


さてさて、今回のトークは宇都宮泰先生。
宇都宮先生は3月11日以降、自作ガイガー・カウンターのワークショップなどを東京や大阪で行っています。でも実は本業は音楽家で、数々のバンド(少年ナイフやアフターディナー)のプロデュースや録音、マスタリングをしてこられたすごい方!!


そんな音楽家である宇都宮先生がどうして、自作ガイガーカウンターのワークショップをしているのか?


宇都宮先生がおっしゃるには、「3月11日をきっかけに、スイッチがはいっちゃった」とのこと。1986年のチェルノブイリの事故のあと、海外へ音楽ツアーにいく機会があり、ヨーロッパへ行って色々と見聞きし、さらに、日本に来る情報を仕入れているうちに、自分の身近で同じ問題が起こったときにどうするか...ということを20年ぐらいずっと悶々と考えていたそうです。


そして3/11の地震により原発の事故がおきた。


宇都宮先生がワークショップをはじめた理由は、本来私たちが持っていないといけない知識とセンスを取り戻すため。自分の持っている知識を拡充していきたい、とお話されました。教育のこと、その教育課程によって、私たちが考えないようにする為にうばわれた知識やセンスの話。それを取り戻すためにするべきこと。ガイガーカウンターの話、日本のアニメの話、放射線の話、食の話や大阪の瓦礫受け入れについてなどなど...興味ぶかいお話をたくさんしていただきました!!ガイガーカウンターの部品はガイガー管以外はほとんど100円均一のお店で手に入るとか!!つくってみたい!


宇都宮先生がおっしゃってて印象に残ったことは
知るということ、分かるということが幸せで、その自由がないのが不幸だということ。地域によってはそういうこと言ってられないけど、もっと楽しめばいいということ。相手と正面向いてたちむかうために、いつでも自分で調べれるようにしておくことが大事だという事。わたしたちにいま必要なことは、正しい知識を身につけ、思考することだとおもいました。そして楽しむことも!今日は講演のみでしたが、また機会があればTAIYO33OSAKAでもガイガーカウンターのワークショップやっていただきたいです!宇都宮先生のトークの全貌がアーカイブにあがっていますので、時間がありましたら是非ご覧下さい!


そしてLIVEは、半野田拓+稲田誠、DODDODO+梅田哲也の2本立て!すごく良かった!すげえ贅沢な空間にいるな...とおもいました。音楽のことを文章で表現しようにもわたしに表現力がなく、書くことをあきらめてしまいました、すすすすいません是非生で体験してほしい~。PAOS!でやってる音楽はどれもほんとにすばらしいので、もっとたくさんの人に来てもらいたいです!Ustreamで中継もしてるけど、やっぱり生でみていただきたいのです!なので、是非是非みなさん現場へお越し下さい~!!


にい


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